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なにわのニュー・ショートフィルム・パラダイス
日本一ちいさい映画館、復活!
今年のShort Shorts Film Festival 2005 in OSAKA渾身の企画は、
休館中の国名小劇をまるごと借り切ってのプログラム上映。
熱い思いを快く受け止めてくださった国名小劇のオーナー、能口さんにお話を伺った。
相次ぐ名画座・単館系映画館の閉館にひそかにナミダした人、行くのはシネコンオンリーの人も、
この夏、ミニマムで心地よい空間を味わいつくそう。
★“お客さんの観たい時間に来てもらう”映画館
能口さんは大阪国際劇場グループのオーナーでいらっしゃいますが、国名小劇をつくったきっかけは。
  「17年前は、ミニシアターが大阪になかったんですよ。映画ファンに、作品選びにこだわったいい映画を観ていただきたいということで、採算を度外視して、席数36席、国際名画小劇場を略して国名小劇として昭和63年にオープンしました。
「オールナイト上映を当時からずっとやっておりました。皆さんお仕事されてますので、上映時間に合わせてきてきただくより、観たい時に来ていただくということで。
採算にあわないため、社内では時間を通常で…という声もありましたが、お客さんの立場に立つということで、15年続けてきました。」
★意外とハイテク?!くにめー合理化大作戦
「映写機はコンピュータ制御になっています。今のシネコンさんはだいたい映写機1台。必ず上映技師がいりますが、うちは巻き戻している間に次の分を上映するために2台置いています。
映写技師がいらないんです。」
  「一番最初に時間をコンピューターで設定しておきます。時間になれば、アナウンスして、電気を消してスクリーンを開ける。映画を映して、終われば巻き戻してと、反対のことをする訳です。
なにも触らずに、2週間なら2週間、故障がない限り問題なく動きます。そうやって合理化することで、24時間の上映を可能にしたわけです。」
★3年前、惜しまれながらの閉館
負担になったのはどの部分でしょう?
  「電気などの固定費が一番大きいですね。映写用のクセノンランプが、蛍光灯と同じで2,000時間ぐらいで交換になるんですが、1つの球が十何万円とするんです。
36席では採算に乗らない。70席から100席くらいなかったら、利益は出ないんですよ。立ち見なしでやってましたのでね。多く来られたときは、すいません次の回で、ということにしてもらったり、、どうしてもの時は椅子を出したりね(笑)」
★今後も映画のイベント大歓迎!
今回のショートショートフィルムフェスティバルの企画はいかがですか?
  「結構なことやと思います。うちも喜んでいるんです。映画的なイベントで使っていただいたら、いろいろな流れができるんじゃないかと期待しているんですよ。自社では採算性がありませんので」

「今は尺八や琴のライブなんかで使っていただいたり、常設の練習場に、といった話もあったんですが、私どもも、機会があればまた映画がしたいな、という気持ちもありますのでね。
  難波から歩いて7・8分ですし。若い人たちに使ってもらうためにも、できるだけ希望にある金額で、協力させていただきたいと思っています。」

※Short Shorts Film Festival 2005 in OSAKAのプログラムはプロジェクターでの上映となります。
★くにめー復活への道のり
1988年
4月24日 アート系ミニシアターとして「国名小劇」オープン
1993年
能口オーナー、キネマ旬報で「私のくにめー物語」を1年間連載
 
1995年
ギネス日本版(騎虎書房)にて“こだわり映画館日本一”として紹介される。

2001年

NHKのTV番組「クイズ日本人の質問」(映画館特集)でがんばる映画館として取り上げられる
2003年
惜しまれながら一時休館に
2005年
8月6日〜28日までショートショートフィルムフェスティバルin大阪の会場として3週間限定の復活!今後の動きが注目される
★劇場で確かめよう★
大阪国際劇場グループ
千日前
国際劇場/国際シネマ/国際地下劇場
 
新世界
国際劇場/国際地下劇場

駒川中野

タナベキネマ/タナベ国際劇場
小阪
国際劇場/小阪座
天六
ホクテンザ1・2/コクサイ大劇場/ユーラク座/ユーラク地下劇場
Short Shorts Film Festival 2005 in OSAKA

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